ここ1週間ぐらい、とくに2、3日は眠れず。医者へ行くことも禁じられていて、人と会うことも禁じられていて、食べ物の禁忌も激しいが、冷静になるといったいそんなことで人間が生きていけるはずがなく、これらが始まった17年の秋を考えると、あのころ、夢の提示する恐怖に駆られて、たくさんの持ち物を処分したこと自体、狂気としか思えない。

 

私が病的になるときには、だいたい、善悪の区別が激しくなり、敵味方みたいな思考に陥る傾向があった。これまでも…。

 

昨日は、睡眠不足の上に水分が足りないのか、熱っぽいのか、妙に喉が渇いてしかたなく、禁忌のジュースを買いに行って飲んだが、案の定、夜うとうとしていたときに、激しい叱責があった。これは禁忌を破った自分の無意識のギルティネスとも思えるけど、そうでもないようでもある。

 

最近一番良くないと思ったのは、夢にしてもワームにしても、「彼ら」が普通まだ知らないようなことをぽろっと言ったりすることで、驚いてしまって、「彼らの力」を怖れることだ。これが今陥っている身動きがとれない状況を生んでいるのだと思う。

 

こういうことを書き出すと、すぐ彼らは北国のあの街の名前を出して、そこへ行くことになるのだと、歌う。ここのところ、あちらでは獣害のニュースが激しくて、関係ないと思うのだけど、なぜ、私は19年にお土産に獣の缶詰をもらったのだろうとか、考えてしまった。

 

一人で住んでいることは本当によくない。こういう「思考」にはまってしまう。