2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

翡翠玉

ロシア革命が尽きぬ興味を感じさせるのは、そこに、近代化のあらゆる問題が噴出していて(共和制/王政、都市問題、労働問題、都市と農村の対立、民族・宗教問題などなど)、それがロシア一国にとどまる問題ではなく、普遍的な価値を持っているからだと思う…

秋深し

二日、雨降りが続いて、今日はようやく晴れて暖かくなった。気温は17から18度まで上がると言っていたが、たしかに、昨日は寒くてダウンコートを着ていたのに、今日はコートなし。 家の周りは紅葉の最後。だいぶ葉が落ちた。 山茶花も咲き始めた。 ロシア…

猫とクマ

今日は終日雨。朝、雨が降り出した猫が原をのぞいたら、黒猫が一匹、背中を見せて座っていた。雨が冷たくはないのだろうか。 家に籠って古儀式派の本を読み終えた。いままでなんとなくアーミッシュみたいなものだと思っていた古儀式派がロシアの歴史の背後で…

無題

三連休の終わり。来週で11月も終わる。行きたかったワイエスの大回顧展も月末に終わる。二度ほど、このブログにも「行きたいなあ…」と書いたこともあるけれど、読まれることはなく、お蔵入り。 このブログを書くことも、返事のない手紙を書き続けているみ…

トンボ

三連休の初日(といっても関係ないけど)。このところの寒さはどこへやら、おだやかに晴れて暖かくなった。 ベランダへ出たら、なんとトンボがとまっていた。こんなに寒くなってもトンボはいるのだろうか。トンボは妖精のメッセンジャーだそうで。何を知らせ…

野菜スープ

今日は今年一番の寒さだそうで、朝から冷え込んだ。夕方からは雨も降り始め、一日中雲がたれこめて暗い空模様。窓から見える色づいた桜の葉に雨がしとしと。 夕方、「寒いなあ…」と呟きながら、ふとスープをつくろう、つくっているあいだも、なんだか暖まり…

ピーターラビット

ようやくラヴェンダーを一回り大きな鉢に植え替え、チューリップの球根をプランターに植えた。球根を植えるなんて、小学校以来かも。ヒヤシンスの水栽培などは大人になってもやっていたけれど。 DVDプレイヤーも壊れてしまったので、先週、新しいものを買っ…

ラスコル

きのう、ベランダの下の「猫が原」を見ると、数匹の猫が遊んでいた。例の白足袋の黒猫は首領格らしい。私がベランダから見下ろしていると、あの大胆不敵な顔で、じっといつまでもこちらを見つめていた。不敵な「つらだましい」の猫ちゃん。 首領も含めて、他…

自給、時給

ようやく晴れて、欅や桜の紅葉が美しい。植物の植え替えをしたいのだが、ゼラニウムも花が絶えないので、まだ待っている。防寒用のマイクロファイバーのシーツを買ったり、冬支度に忙しい。 過日行った、Y教会の茶飲み話で、「自給司祭」のことを、「時給司…

雨の銀座

主治医のクリニックのある銀座へ久々に。近所の内科で出してもらっている薬も併せて処方してもらい、且つ、その症状について併用できるツムラの漢方のクスリも出してもらった。 会うと気分が明るくなる女医さんで、内科的なことも訊ねると明快な説明で、トー…

夢と現実

どうも、夢に悩まされて困る。夢はしょせん夢と思っているのではあるが、何年ぐらい前からか、妙にディテールが凝った夢になり、それらのディテールを構成しているものたちがすこぶるリアル(実際の持ち物だったり、自分が体験して忘れていることだったり)…

冬支度

今年もあとカレンダーが二枚になってしまった。昨晩などは寒くてたまらず、なかなか寝付けなかった。この集合住宅は構造は実にしっかりしているものの、あちこちに歪みが出ている建築のようで、すきま風対策に昨日はおわれた。 家のなかが寒いので、逆に北国…

本の整理

黄金色の秋。朝、散歩に出かけて、木々のあいだを抜けるとき、空と梢の色合いがあまりに透明なので、溜息が出た。 処分する本をブックオフが引き取りにくるので、昨日からあれこれ整理していた。引越のあと、どうしても処分できない本の箱がひとつあって、そ…

万聖節

昨晩はハロウィーンナイト。最近は仮装の日として大いに盛り上がりをみせているらしく、近所の子供たちも仮装して集会所に集まっていた。さすがにお菓子をもらいに来るという習慣は伝播していないようだけど。 昨日は、図書館で予約しておいたエッセイ集が届…