2025-01-01から1年間の記事一覧

白粉花

今日は寒いと言われていたけれど、そんなに寒さは感じず、いつもとは違った道を通ったら、白粉花が咲いていているのを見つけた。これは夏の花のような気がするけれど、遅くまで残っていてくれたのだろうか。子供の時、これを爪につけて色をつけて遊んだりた…

熊の年

うらうらと陽が照って、風も冷たからず、樹々は色づき始めている。「ああ、秋だなあ、ようやくあの過酷な夏が終わったんだなあ」と、日々の買い物に行きがてら、思ったことである。昨日はうらうらと陽が照って、風も冷たからず、樹々は色づき始めている、「…

クマとダイモーン

しばらく前は、群馬県の沼田でクマがスーパーの寿司ケースを壊して、寿司や魚を食べたとか。夏の頃は、米袋や味噌樽を襲っていたけれど、寿司まで食べるようになったとは。それはドングリより美味しいのは当たり前だから、人里にやってくるのは必然だろう。…

Anastasia

金木犀は花芽がついてから、翌日にはもうかなり開花が進んで強い香りを放つようになった。そんなところに台風が続けてやってきている。当地は被害はあまりないが、伊豆諸島の方は電気や水道も途絶えて大変だ。 昨日、古本屋で書棚を見ていたら、『アナスタシ…

秋の兆し

毎日、だいたい午前中に駅前のスーパーに食料品を買いにいくのだけど、道すがら、ふっと微かな甘い香りがした。見ると、金木犀の生垣に花芽がついている!昨日同じ場所では香っていなかったので花芽にも気づかなかったのだが。意味なく嬉しくなった。 人間た…

彼岸花

吹く風が爽やかで、空が高く晴れ渡るようになった。そこに真っ白な雲がハケではいたように何本か漂っている。自分の生まれ月だからというわけではないが、本当によい季節に生まれたものだと思ったりする。 まだ暑さは陽射しに残っているとはいうものの、自分…

沈思

秋の気配が濃くなってきた。半袖では夕方になって薄ら寒くなり、カーディガンを取り出した。先日読み終えたPALE HORSEの次に、今度は同じ作者のBLACK HORSEを読み始めた。黄昏時で、傾いた陽射しがあたりを黄色っぽい色に染めている。 読み進めながら、時々…

清流

この2日ほど気温がかなり低くて、しのぎやすい日が続いた。といっても、夜中に薄ら寒さを感じてふと起きるというほどの、秋の始まりではなかったのだけど。今日は最後の真夏日と言われていて、気温は30度以上はあるが、カラッとした暑さで、風もかなりあ…

永遠の青年

9月に入ってもいっこうに涼しくならないけれど、来週末ぐらいには少しは気温が下がりそうで、ほっとしている。もうセミはあまり鳴いていないし、かっと照りつける太陽もないのだけど、気温だけは下がらないのは、海水温の高止まりのせいだろうか。 サンマの…

秋の訪れ

台風一過で驚くほど爽やかな風が吹いていて、久々に何かしら「生きていて幸せだ」という気持ちになった。 台風が地上のもろもろの夾雑物を洗い流してくれたのかもしれない。 長かった酷暑の夏もそろそろ終わりに近づいてきたのかな。 PALE HORSEという、ひと…

記憶と時間

このところ小雨が続いたけれど、今日の夕方から雨もよう、それも線状降水帯が発生するらしい。そして二日ほどは涼しい日が続き、そのあとはまた酷暑が来るという。 ブログ元から、毎月、過去記事を振り返りましょう、というリマインダーメールが来る。昨日来…

クマとサル

今年は本当に降雨量が少なくて、数年前には夕方には必ずといっていいほど雷や夕立があったものだけど、一昨日久しぶりに豪雨と雷、嵐(ホワイトアウトになるぐらいの)になった夕方があったが、また暑さがぶり返して来た。 関東といっても栃木とか群馬とか山…

ねずみさん

8月に入ってから酷暑がいや増し、午後になると毎時、エアコンの設定温度を一度ずつ下げて いかないと、堪えられないぐらいの暑さになっていて、もうどうしようと思っていた。エアコンだけでは足りなくて、ポータブルの小さなエアコンがあるというので、そう…

死者の月

欧米では死者の月は11月とか秋だけれど、日本ではお盆と言うことだけでなく、戦争にまつわるいろんな記念日があるので文字通り死者の月になっている。死者の魂がお盆に戻ってくるのかどうかはわからないが、いつもより影たちが多く彷徨っているような、静…

葡萄酒

台風がやってきたり、遠い露国の地震で津波が襲来して避難指示が出たりと、炎暑の中で 自然災害が続き、私自身は内陸に住んでいるのであまり関係はなかったけれど、大騒ぎの7月が去って、8月になった。 それでも自然のサイクルは確実に回っており、サルス…

あの町

暑い日が続いていて、今年は降雨量も本当に少なく、その割には時々、局地的に線状降水帯が発生して大雨になったりと、一昔前とは様変わりした今日この頃。 奇妙な生活をするようになったのが17年の終わりぐらいだけど、その前から、永い間どこへも遠出する…

ユーラシアの風

空を見上げると、水蒸気をたっぷりと含んだ雲がモクモクと湧いていて、これは台風が接近しているからなのだけど、ああ、アジアモンスーン気候帯にいるのだなあと感慨を新しくしたりする。 もうずっと昔の80年代の終わり頃の5月、新緑の美しい季節、ある詩…

Aubley Beardsley

こちらでは梅雨明けはまだなのに、異常な暑さが続き、昨晩は夜になってもいつもの設定温度だと暑いと感じて、温度を下げた。気温はすっかり真夏であるのに、今年は台風の発生も少なく、何よりもセミが鳴かないのも何かおかしいと感じる。まさかセミがカレン…

火山列島

南の島の人たちも一部避難を始めたようだし、何もなければそれに越したことはないのだが。実際、あまりに揺れるので夜も眠れないらしい。 霧島系の新燃岳が噴火しているし、今日は阿蘇山でも警戒レヴェルが上がっている。気象庁や研究者はトカラ列島の地震と…

筋目の者

今年はまったくの空梅雨で、空気もパリパリしているような今日この頃。以前は夕方になると雷鳴や豪雨になるのが定番だったのだが、それもなくなってしまってひたすら暑いだけ。ひと雨こないかなと空を見上げる日々。 さて、ろくなニュースがない最近だけど、…

カシオペア

今日はカシオペアのラストランだったそう。懐かしくいろいろなことを思い出した。 もう17年も経ったなんて!人生は夢のように早く過ぎ去るのだと。

スイカ

酷暑が続くけれど、なぜかあまり体にこたえることがない、不思議な夏。湿度が低ければそれもわかるが、高い日でもあまり苦痛に感じない。昨年までは夜は冷房を付けっ放しにしないと眠れなかったのに、今年は冷やっと感じてタイマーのスイッチを切るぐらいだ…

優しい色づかい

普段、夕方出かけたりすることはあまりないのだけど、少し涼しくなった夕方、ちょっと駅前まで買い物に出かけた。昼間の暑さはとんでもないもので、体がまだ慣れないので、涼風が立つ黄昏時そぞろ歩きをすると、昼間の世界とは異次元な快適さである。 先日ブ…

宇克蘭に栄光

www.youtube.com すでに梅雨に入っており、紫陽花が生き生きしている。青や紫、そのあいだのグラデーション、白い萼紫陽花など、この季節の寒色系の花ざかり。なぜか春浅い時には白い花が多く、今は青色系、さらに夏になればノウゼンカズラのような華麗な色…

皇帝の死

はっきりしないお天気が続いているうちに、梅雨に入ってしまうのだろうか。このところ北国で毎日のように地震が続いていて、あちらの太平洋沿岸部はもともと地震の多いところだけど、気になったりする。おともだちの家は今どうなっているのだろうか。 しばら…

今年は3月ぐらいから早くも夏のような日が時々あったので、熱中症に注意とか言われていたのだが、ここにきて気温が低い日が結構現れて、気温の乱高下はともかく、何か気象条件そのものが変わっているのではと感じている。日々、5月ってこんなだったろうか…

今年は九州がもう早々に梅雨に入っているけれど、こちらでも早まるのだろうか。それはわからないけれど、輝かしい五月の季節はそろそろ終わりになるようだ。この季節になると、あちらこちらでドクダミの花が咲き始めている。暗い、湿っぽい場所に生えること…

昨日は30度近い気温、今日は雨降りで、急降下。目まぐるしく変わる天気のせいとは関係ないと思うけれど、4.5日前から激しく歯が痛み出し、歯医者で抗生剤をもらって飲み始めたが、まだまだ痛く、歯痛か頭痛かわからないぐらいで夜もあまり眠れない。やっ…

月日の経つのは本当に早いもので、5月の連休明けになるといつも、「ああ、この季節におともだちと再会したのだったなあ」と記念日のように思い出す。もう十数年経っているのに、まるでつい最近のことのように、懐かしい記憶が甦る。 ここへ来てからどこへも…