明日は節分だが、「彼ら」はいつになったら「去る」のだろうか。
最近は何かあると「3年手続き」と連呼するが、あと1年で「彼ら」が去ると、もう人生終わり、みたいなことを言ったりする。
「3年」というのは、既に2年であと1年ということもあれば、丸ごとみたいに言ったりもする。
今の生活を続けられるのがあと1年ということなのか、それもはっきりしないので、よくわからない。
19年の晩秋には、寿命があと1年みたいなことをビジョンで夜などひどくリアルに見せていたが、それからもう2年以上経っている。
生活の仕方や目指すところによって、寿命が延びたり縮んだりするのだろうか。
年末から1月にかけて、家のなかで、羽虫のようなものが死んでいることが多くなった。
普通の人に言えば異常なことだけれど、Gも含め、ある種のアラームを彼らは発していたが、
そういうものは、徐々に「絶えて久しく」なっていった。
鳥たちのオーメンも減ってきている。
結局、異世界から出ようとしていると、そのはざまで、古い「あちらの世界」のものが去って
いくのだろう。
不自由な生活だが、ある種の安全を彼らが支えていたわけで、自分の「命」を保っていくのは
難しくなっていくのかもしれない。