昨日から南海上で発生した台風のせいで、曇天となり、今日はこれから一日雨模様になるようである。こういうことを書くだけでも、「彼ら」は空模様と人生模様がパラレルになるぞ、と脅かしのようなことを言うので、以前は躊躇するところがあった。なにしろこういった警告といえば親切めかして聞こえるが、脅かしという方が当たるだろう。なぜなら、こういう言説に負けていては、表現と言うことが不可能になってしまうからである。

 

5月ももうそろそろ終わりだが、15日ぐらいからハイプレッシャー状態が更に酷くなって、

いろいろな私の無形のプロパティが「後ろ向きの人生」という「彼ら」の囃子言葉により、

そうした可能性に背を向けられるといった内容のことを、断続的な睡眠を挟んで夜の時間に

語りかけられるのである。

 

私はそれに対して抵抗するために、「そうならない」「それは違う」といった内容を、彼らの囃子言葉に否定辞を加えることによって修正しているが、それが延々数時間も続くと、疲れてしまい、もうこういうことにいちいち取り合っていては体が持たないということを体感し(さらに理性的に考えても合理性を欠いている)、設定解除の一言をもって止めるのである。

 

夢人格という呼び名を私は使ってきたが、ワームの総帥であるところの彼は信じられないぐらい巧妙なやり方で、手をかえ品をかえ、accuseの手を緩めない。4月の頃にはまだそれが表面的にはフレンドリーな内容を囁くと思えば(お前を助ける、といったような)、それを巧妙にひっくり返してお前はまた騙されたと言うやり方であったが、最近は夢人格と私がいうと、その「人格」という部分をパーソナリティという意味でそこだけ取り出して、私の知人みたいなものにくっつけたりするのである。

 

言葉を操ることに巧みであり、ああいえばこういう、的な発想を瞬時に行う彼らに抗するには、本当に多大のエネルギーが必要である。何か言えば逆手にとって逆襲されるので、それを見越して発言すれば、それをさらに一枚上手にとって、本当はストレートな表現にとどまっているのに、みたいな、やり方である。

 

今の私は、正常な生活に復帰すべく、彼らの洗脳を一つ一つ解いていっているが、もう6年もこういったシ思考のシステムに晒されてきたので、「巻き戻し」をしているが、単純に機械的に巻き戻しするといった風にはなかなかならないのが大変である。