連休明けは大荒れの天気という予報だったが、こちらは静かで穏やかな朝。連休が関係ない身をしては、街が通常モードに戻ってくれて嬉しい。
3月ぐらいは次々に花芽が出て、たくさん花が咲いていたシクラメンだが、このあいだの支払いトラブルのあたりで、次々と落花し、ほとんど花がなくなっていたので、昨日はハイポネックスを水にほんの少しだけ混ぜて、やってみた。
以前はときどきそうしていたのだが、夢で、ベランダでそうやって花が咲いていることが人の注意をひいてよくないと告げられ、水の量さえ制限していたのだった。春になって、水はさすがに増やしたが、肥料は手控えていた。
そうして、昨晩だが、「バラが咲いた」の歌が聴こえ、1時間ぐらいイヤーワームが歌い続け鳴り止まず、眠れなくて、すっかりまいってしまった。
その他、多分関連するのだろう、近所の家の前の庭木が真っ赤に変色して落葉するとか、ベンチの下に置いてあるシクラメンが表に飛び出してきたり、とか、のいろいろな現象が展開されて…。
ああ、これは「真っ赤なバラ」ということは、活性化したものがいろんなものを呼び込みかねずよくないという意味なんだな、肥料はやっぱり間違いだったか…と。当分は花が三つぐらいでも、葉っぱや全体の調子を保っていればいいな、と思った。
それはきっと自分にも言えることで、真冬の頃は、食事の量も減らして、冬眠しているみたいなものだったが、一度4月初めに極端に痩せてしまってから、回復させようと
かなり食べるようになっていたのだった。
やっぱり自分自身も冬眠状態を維持するのは、当分は花がないにひとしいシクラメンを目指すべきなんだろうなあ、と。健康を害しない範囲でということだが。
あまりにもいろんなことが、しかも、自分ではわからないことが次々に起こって、常に「これで大丈夫だろうか」「何も起こらないだろうか」と、万事に及び腰になっていることが困ることだ。花の水やりや肥料ひとつとっても、こういうわけだから。