わかめごはん

週末は晴れて暑くなるといったのに、昨日も今日もさして暑い日ではなかった。最近の天気予報はさっぱり当たらない。こんな短期のものでさえも。

 

相変わらず昼夜をわかたず「イヤーワーム」に悩まされているので、睡眠不足でいつも疲れている。

 

そんなこんなでぼんやりしていたのか、夕方になってもう冷凍したご飯がなくなっていることに気づき、そうめんという気分でもないし…と考えていたら、防災食の「わかめごはん」があることを思い出した。

 

これはアルミのパックのなかにアルファ米が入っていて、別にフリーズドライのわかめが袋にはいって添えられており、お好みの量のわかめが入れられる。

 

お湯で20分、水で60分、注いでジップを閉めておくだけ。なかに水の量を示すラインがひいてあるが、「ごはん」と「おかゆ」と二つのチョイスがあり、さらに、「わかめいり」「わかめなし」にもできるので、結構バリエーションがある、すぐれもの。

 

お米は越後長岡のもので、わかめは、石巻十三浜のもの。震災に遭った漁家5件でたちあげた法人であるそうで、磯の香りがして初めて食べたときからかなり美味しいと思った。防災食としては上出来なのではないかと思う。値段がちょっと高めなのが唯一の難点か。

 

http://www.eco-rice.jp/products/products-top/survival-food/88.html

 

ただし、アルファ米だからか、できあがったものは100グラムといっても結構量が多く、一人前らしいが、ご飯2膳分ぐらいの感じはゆうにある。

 

地震や災害はないことを願うが、そういう場合でも、ただのご飯ではなく、ほんのりわかめの塩味がきいている、美味しいお米を食べると、力も湧いてくるのではないだろうか。それもこれぐらいお腹にしっかりたまる量を。塩味はわかめの量でコントロールできるのである。

 

食欲のないときも、これだけは割合食べられる。お米と磯の香り。それだけでおかずは何もいらないぐらい。なんだか精神的に満足するのである。キャンプしている気分でもある。

 

もうちょっと買い足しておこう。