古い手紙

久々にmixiをのぞいたので、古いメールを読んでみたりした。今は方式が変わって、古いメールとして一括されてフォルダに入っているだけなので、検索したりはできないようになっている。

 

メールは味気ないけれども、それでも手紙のようなもので、過ぎた時間を懐かしく思い出す。

 

最初の予定なら、今頃は桑港にいるはずなのだったが、昨日出かけ先で酷く疲れたので、まあ、ここにいるのは正解だろう。

 

古いメールは私が前回渡米したときのもので、自分ではこういう状況だった、と思っていることが案外思い違いだったり、文面を読むと自分の記憶とは違っていたりで、人間の記憶は結構曖昧なものなんだなあ、そのときの感情のありようで、いかようにも脚色されてしまうんだあな…などとしみじみ思った。

 

古い手紙を引き出しの中に見つけたときのような気分。

 

限りある人生だから、人間はお互いに優しくできればいいなあと思った。なかなか難しいことだけれど。