今日は太陽が燦々と降り注ぐ明るい日、しかもお昼前だと言うのに、ビックリするようなことがあった。まるで白昼夢のようである。キツネにつままれたような、と言うのはまさにこんなこと。
ここのところ暗いニュースが続いたので、気分を変えようと思い、先日買ったギリシャ植民都市の旅の本を開いて読んでいた。これは一昨日ぐらいに読み始めたのだが、柱頭の説明とか細かい記述が多かったので、パラパラ読みをしようと思い、開けたところが、イタリアのソレントだったので、行ったこともあるし「ふんふん」と思って読んでいた。植民都市だからもちろんトルコやエジプトとか、他にもいろいろ書いてある。
ちょっと休憩と思い、テレビをつけたら、小さな丸屋根の外国の家が並んでいる。こんな時間にやっているのだから、名曲アルバムの外国風景だろうと見ていたら、世界遺産ということでコロッセオとか、ビザンチン風の宗教画とか、ローマの風景がどんどん出てきて、しかも「この時間は予定を変更して放送しています」とテロップが出るので、「あれ、ひょっとしてお隣の国のドタバタで日本でもトンデモのことでも起こったのでは」と思い、HPで番組表をチェックしてみたが、変更はされていない。
何かあるかと検索をしてみたけど、それらしい事件もない。
これがやっぱり「超常現象」だと言うのがよく分かった。つまり私のテレビだけの現象で、恐らくは私が順番に本を読まずに飛ばしてイタリア部分に行ってしまったことで、こんな事が起こったのだと思う。あるいは飛ばし読みのせいでもないかもしれないが、最近読んでいるのは、ロシアやギリシャのものなので、某精霊の逆鱗に触れたのかもしれない。
背筋が寒くなったが、PC上の写真のアーカイブでも(動画ではない)水上の水鳥を撮ったものが、水から上がる鳥たちに変わっていて、また、のちに確かめたら、また元に戻っていた事がある。さらに、以前に撮られたN堂での集まりの中で私が着ていたブラウス、無地のものだったのに、プリント地に変わって印刷されていたりと、普通ではありえない事が起こる。
つまり、私の行動でいろいろな事が派生的に起こるのである。それだけではない、意識しただけでも、起こる事がある。
数日、おともだちの訪問がなかったので、一昨日だったか書いた記事が、こんなことは書かない方が良いかな、と思い、昨日下書きに戻したら、今朝、スマートフォンを朝開けたら(深い意味はなくただ気温をチェックするためだった)初期画面がメールの下書きリストになっていて、これも嫌な感じがした。
こんなオカルト空間に生きていると、本当に冷静でいる事が難しいが、「こうされないように、ああしよう」「また、こんな事が起こると困るからそうしないようにしよう」とか考えていると、本当に混乱してしまうし、それが必ずしも有効でない時もあり、つまり一定の法則性があるようでないようでもあるので、もう「先読み」「回避行動」を止めるようにはしている。
これを書いているあいだ、彼らは「ストレス、ビョウイン」「ストレス、ビョウイン」と歌っている。どんな悪意があって、こんなことをやるのだろう。