3月6日には時ならぬ雪が降ったわけだけど、その時は大騒ぎしたのに、三日後にまた降雪したときには、ニュースでも天気予報でもあまり取り上げられなかった。6日のはうっすらと雪化粧という感じだったが、9日のはそれなりに積もっていたのだが。とはいえ、お昼頃には、猫が原もまだらに残っているぐらいだった。

 

一昨日、滅多に行かないのだけど、公園の方を目指して、いつも抜けている道と違う、大通りに面した道を通って、愕然とした。いつもの道の周囲の木々が枝打ち(というより無残だが)されているのはわかっていたけれど、大通りに面した道に沿った、敷地内の樹木も軒並み、枝打ちされて、黒々とした幹を晒しているのだった。

 

大変残念なのは、そちら側には樹々に囲まれて小さな梅林のプロムナードみたいな道があって、紅梅やら白梅の写真を撮ったこともある。去年のことだったろうか。この冬でも、1月の終わり頃、いつも通る道から遠目に梅らしい群生がたしかに見えたはずなので、ここ最近の工事と一緒に枝を伐られてしまったのだろう。

 

そこから歩を進めると、さらに驚いたことに、メインストリートの欅並木も同じような目に遭っていた。家の近辺の伐採は、集合住宅の管理団体や公務員住宅の営繕の方針で伐られたとも考えられるが、メインストリートの並木は樹齢何十年かで市のシンボルともなっていたのに。

 

風水害を鑑みて、大枝を取り払うということなのだろうか。それにしても、もうちょっと美的な枝打ちであってもよかったのに。