お墓

台風が近づいて、少し涼しい日。蟬しぐれが終日続いている。歯は当分放っておくことにした。不便ではあるが、2本ぐらいなくても結構やっていけると発見。

 

昨日母から急に、お墓についての電話があった。自分も教会へは行っていないが洗礼を受けているので、後見人組織の共同墓に入る契約を見直したいとのことで驚いた(その墓苑はお寺の経営)。行先を考えてからにしてほしいとして、今のところ、契約がある共同墓が後見組織との関係でベストの選択なのだからと、説得。

 

郷里の菩提寺は、父の葬儀を東京でしたことに立腹、こちらで預かれないとゴネたので、もう一度別の戒名をそこでもらって(要するに金銭問題である)、永代供養料を納めて、その後、連絡を絶っている。

 

墓なんて新たにつくる気はないが、このあたりの墓苑を調べていたら、尾崎豊の墓(正確には記念碑らしい)が、この地にあることを知った。T市は結構広く、そのあたりは行ったことがないが、人造湖畔の散策エリアである。

 

政権の不祥事隠しのように、尾崎の恋人であった女優・斉藤由貴の不倫疑惑でメディアが今騒いでいるが、昔、このことを知ったとき、モルモン教徒として有名な斎藤なので、戒律が厳しいのでは、と不思議に思ったことがある。

 

斉藤由貴は演技が巧いわけでも、歌が巧いわけでもないし、なぜ人気があるのかよくわからない。

 

政治家の不倫事件も最近あれこれ取り沙汰されて、そんなことは私的なことで他人が拘泥することではないと思うのだが(公費を使ったというのなら問題だが)、社会や世間が糾弾することというよりは、それが人間関係に及ぼす影響が問題なのだと思う。

 

要するに、不貞行為というのは、「背信」であることが、周囲の人間(配偶者とか家族とか)を傷つけるために、「罪」なのだと思う。「信頼」を損なう行為だからだ。

もはや血縁でもなんでもないが、妹が昔、まだ子供が小さいときに情事に耽っていたことを知り、驚いた。世の中にはよくあることらしいけれど…。