小さな怒り

夕方、スーパーに買い物に行ってあれこれを買って、夕ご飯も済んでから、そんなにたくさん買ったかなあ…と気になって、レシートを改めて見てみた。

 

そうしたら、なんと500ccのヨーグルトが7個も買ったことになっている。実際は一個しか買ってないのに。

 

明日でもよいかもしれないが、気分がよくないので、着替えをして再び駅前のスーパーまで出かけた。といっても、このあたりはすごく道中が暗いので夜は出かけないことにしているので、まことに面倒なことである。

 

夕方の担当者はもういなかったが、レジの女性たちがすぐ返金してくれはした。その場で自分が気づけばよかったのだが、商店サイドから言えば明らかにミスである。また、このお店はだいたい従業員が感じがよいのだが、夕方のその女性は、なんだか投げやりというか、珍しく感じのよくないひとだった。

 

お金を返して終わり、というだけではレジ係だけのあいだで適当に処理され上まで話しがいかないかもしれないので、責任者を呼んでもらって、「以後気をつけて欲しい」一言念押ししておいた。

 

まあでも、口先だけの謝罪というか、こんな夜になってわざわざ出かけていかなければならないこちらのことを何と思っているのだろう…もし、もっと遠方のひとだったら、もっと腹立たしいだろう、とか、考えたりした。

 

私の考える「商売」とか「商売人」というイメージからは遠かった。ミス自体は起こりうることだから仕方がないが、お客の気持ちに沿っていないことが腹立たしかった。

 

世界で起こっているシリアスな事件からすれば取るに足らないくだらないことで怒っているかもしれない。

 

でも、しっかり注意喚起し、且つ、それを怒りでなく、さらりと伝えられるような気持ちの余裕が、今の自分にはないのだろう、きっと。

 

自分が納得できない生き方はやめるべきだろうなあ。