今までのなかで最高に暑い日。朝早くから暑気がむせかえるようだった。
今日は七夕。ただ、最近は各地で大々的に祝われる七夕は、だいたい旧暦であるのが常。あとひとつき先である。
織姫と彦星ではないが、あるとき、自分は地球人ではない、どこか宇宙から来たというインスピレーションが実感をもって湧き上がったことがあった。奇妙にリアリティのある体感としての感覚だった。
それは霊魂としてということだと思う。子供のときからブラックシープだった(今も?)自分は、どこかいつも周囲に違和感をもって生きてきたわけだった。そこから生まれた感覚だったのかもしれない。
今年もまた、近所の図書館の七夕に短冊をつるしてきた。Y市でもS市でも、そしてこちらに来てからも毎年、おともだちとの再会を短冊にしるしてきた。
8年目の七夕。
一年(ひととせ)に 七日の夜のみ 逢ふ人の
恋も過ぎねば 夜は更けゆくも
柿本人麻呂歌集