緑色の蛇

台風が二つ続けて接近していて、これから明後日にかけて大雨になるという。今は静かだけれど。昨日は、千葉のほうで激烈な突風があり、電車の窓ガラスが割れたり、屋根が飛んだ家も少なからず。

 

 

今の生活は人との繋がりがまったくない。完全に孤立しては社会で生きていけない。たったひとつ戻れるところとしては教会があるのだけど、ただ、やっぱりそこへ戻るにもためらいがある。

 

自分の信仰の核はあって、それはゆるぎないのだけれど、あの社会の一般的なありようの守旧さは、離れているうちに大きな違和感になってしまった。

 

聖職者の権威性、なかでも、男性優位が絶対的なもので、女性はいつもマルタの役割、つまり婦人会でお菓子を焼いたり、料理を担当したり、とか。

 

若いときはさほど気にならなかったが、外の社会で長く働いてきた身にとっては、受け入れにくいものがある。

 

聖職者としての位階を持っていることは、即霊的な資質には繋がらないだろうし、内心バカにしながら、服従してみせることも、精神的負担になるだろう。

 

「葬式仏教」と同じぐらいの、「割り切り」で、社交場として適当につきあうこともできなくはないが…。

 

暑さもおさまって、これから秋にかけてどうするか。

 

自分で勉強且つ探求をすすめながら、自分と近い考えの人々を発掘していくという道がいいのかな…。それはどこにあるんだろう。