草刈り

2日ほど、ときどき雨が降るお天気が続いたが、今日はまた晴れている。さらに、あまり暑くもないので、この時期としてはとても快適な日。湿度も低いようだ。

 

昨日は、ベランダで水やりをしていたら、9時前なのに、猫が原に作業員のようなひとが二人ほど入ってきて、いちめんに生えているヒメジョオンの背丈をはかったり、作業用の道具を運び込んだり。

 

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何をするのかと思っていたら、草刈りだった。電動の草刈り機だが、前もって草丈などを測って、機械類をセットする必要があるのだろう。

 

作業は午前中ぐらいでほぼ終わったけれど、草の匂いが強烈にいつまでも漂っていた。

本職だからあたりまえだが、手早い作業に感心する。

 

生い茂った草も野趣があって悪くはないけれど、やはり刈ったあとをみると、床屋にいったように、さっぱりしていて、気分がよい。私の気分もなんだかスッキリした。と同時に、いよいよ本格的に夏だな〜という気がした。まだ梅雨は続くけれども。

 

最近、「今日はここ」と場所を決めてあれこれ片付けをしたり、掃除をすることが多いが、体を使うし、あとが綺麗になるので、精神衛生上とてもよい。最初は「耳の虫」対策として始めたことなのだが。

 

といって、あちこちピカピカに磨き上げるといったレベルではないのだが、不要なものを処分して、ゴミもなるべくマメに出すということを億劫がらずにしていると、気軽に

家を綺麗にすることができるとわかった。

 

以前の私は一週間に一度ぐらい全力で家中を片付け、掃除をしていたが、そういうやりかただと疲れるし、すぐにまた汚れはたまるので、徒労感がはなはだしく、だんだんやる気を失ってしまう。

 

こまめに、気軽に片付けるというのがコツなんだと、この年になってようやくわかってきた。

 

そもそも私は何に関しても妙に完全主義なところがあって、やる前から、あれこれ想像して憂鬱になるという性向があるが、ともかくも手をつけるというやりかたで、少しずつ改善してきたようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

こだわりの

空梅雨でないかと思うぐらい、雨の少ない梅雨。湿っぽくなくて有難いのではあるが、

こんなに雨が少ないと大丈夫だろうかと、これから迎える夏の渇水を心配してしまう。

昨晩はちょっとだけ降ったようで、地面は湿っているけれど。

 

昨日は洗剤などのちょっとした生活物資を買いに、隣の駅のデパートへ。歯ブラシなどは近所の薬局にないわけでもないのだが、ずっと使っているBUTLERの44というタイプが慣れということもあって、あたりが優しく、それにこだわっている。洗剤も、界面活性剤不使用だけど、よく汚れが落ちるもの。

 

洗剤は以前は、野菜や果物売り場の端っこに、こうしたナチュラル系のものがまとめておいてあるコーナーにあったのだが、先月に売り場が全面改装になったからか、見当たらなくて慌てた。レジのひとに聞くと、すぐ近くの、フロアの真ん中に大きく拡大されて、設けられたということだった。

 

行ってみると、広さが二倍ぐらいになって、棚も綺麗になっている。「こだわり商店」という名前までついていて、お客さんも結構多い。

 

結局、こうしたものが売れるということがわかって、以前は隅っこにシャビーな感じで置いてあったのが、”出世した”ということなのだろう、私も嬉しかった。

 

ここになければ、もっと遠くまで買いにいくか、ネット買いしなければならず、ネットだと送料がかかる。洗剤だけで送料というのも馬鹿らしい。

 

やっぱり商品の質にこだわるひとが増えつつあるのだなあと思い、嬉しいことであった。むやみと高いオーガニックショップとかは支持できないが、こうしたコーナーが発展したのはなにかと鬱陶しい梅雨の季節の朗報だった。

 

こだわり商品の場所は、最初に尋ねたレジのひとは新入りなのか知らず、さらに別のひとに聞きに行き、それでもわからず、最後に出てきたレジの女性が知っていて、ものすごく力を入れて説明してくれた。非常に仕事熱心に見受けられた。

 

なんだか不正やら腐敗のニュースばかりでウンザリするが、個々の持ち場で真剣に取組んでいるひとがいる。

 

 

6月の満月

関東はもう梅雨入りしたというが、案外雨降りは少ない。今日も蒸し暑く、週末もおおむね晴れで、そもそもが梅雨といっても、晴天の日は三分の一ほどはあるということだ。

 

今日は満月だけど、月が一年で最も遠い位置での満月ということで、最小の満月のようだ。ストロベリー・ムーンとか。

 

昨日はベランダの枯れた鉢を処分したり、玄関の片付けをしたりしたが、今年は胡蝶蘭の花数が少ないなあと思っていたけれど、考えてみれば、ほとんど肥料をやらないので、花が少なかったり、つかなかったりするのも当然だ。

 

へんな夢見をしたりするので、落花の原因をオカルト的に考えている傾向もあったようで反省。そういえば、5月末ごろに久々にハイポネックスをやったからか、花芽が全然あがってこなかった白いシクラメンに花が咲き始めた。葉っぱばかりが密生していたのだ。

 

来週は胡蝶蘭への水やりにもハイポネックスを入れようと思う。植え込みにつかっているウッドチップを入れ替えたときに、マガンプという粒状の肥料を入れて以来、何年も肥料をやったことがなかったのだった。

 

考えてみると、食事をあたえずに、「咲いてくれ」と言っているようなものである。

 

「水をやりすぎた」「肥料をやりすぎた」ということで、植物を枯れさせてしまう話をよく読むので、警戒しすぎたのかもしれない。それでも、それなりにどの花も毎年花が咲いていたので、まさか肥料を与えていないせいで枯れたとは思わなかったのだった。

 

 

 

 

夕立の季節

昨日来、前線のせいで大気の不安定な状態が続いており、昨日の夕方は当地に大雨洪水警報プラス落雷注意報がいきなり出て、1時間ぐらいでまた解除になった。ニュースを見ていたら、渋谷あたりでも夕方局地的な豪雨になったりと、最近の天気は予報さえも難しい、変化の激しさが特徴。雨雲レーダーもよく見るようになった。

 

日曜日に、長らく懸案だった浴室の大掃除をして、ブラシの先にスポンジがついたものが大活躍した。「激おちくん」という名前のスポンジで、表面を削って綺麗にするものなので、タイル貼りにはうってつけ。

 

イヤーワーム」に悩まされてなんとなくの鬱状態が続いているが、掃除のように体をつかって、しかも眼に見える効果や達成感があることをすると、少し気分が爽快になるなあと思った。

 

昨日も食欲がなかったのだが、だからといってレトルトではなく、気をとり直して麻婆豆腐をつくって食べた。これは自分でつくっても美味しいと普段は思うのに、やはりあまりそれを感じなかったが、とにかく全部食べるようにした。そうすると、今朝は少し調子がよいようだ。

 

自分の気分にまかせていると、どんどん下降してしまうので、気をつけて、規則正しくしなくては…と思ったことだった。

 

相変わらず「これから起こるかもしれないこと」を夢で見たりして疲れるのではあるが、これまでの経験から、それが気をつけるべきことではあるが、過剰防衛になっている部分もあるので、冷静な判断をしなくてはと思っている。

 

 

  

 

爽やかに晴れた日で湿度は低く、気持ちがよい。この週末が梅雨前の最後の晴天らしく、活用せよと気象予報士などがおせっかいを言っているが、私も浴室の大々的な掃除をしなくちゃとずっと思いながら、そのままになっている。天井が高いために、伸縮する掃除用具まで買ったのだが…。

 

四六時中曲を変えながら鳴り響く「耳の虫」に悩まされながら毎日を過ごしていると、本当に生きているだけで大変である。

 

海外の新聞記事を読んでいたら、トランス脂肪酸の害悪をといていた教授が、102歳で亡くなったという見出しを見た。なかは見ていないが想像はつく。おそらくトランス脂肪酸をとらない食事を長年実践していたのだろうけれど、その効果は素晴らしいとして、102歳まで生きることが手放しで幸福と礼賛できるかというと、どうだろうか。

 

日本はトランス脂肪酸の規制がまだまだ甘く、私なども、食品の添加物などは細かくよく見ているが、この教授の顔写真と102歳という年齢を見て、普通に暮らす分にはもはやあまり気にしなくても、と考えが変わった。

 

悪魔に魂を売る気はないが、しかし、肉体的精神的苦痛があまりに長く続くと、「これさえなくなればよい」以上に何も望まなくなる。さらに、「これがなおるのなら、なんでもする」「これから解放してくれ」みたいな気分になってしまう。

 

まさかそんなことではないだろうけれど、パウロが主に与えられた「とげ」というのは、こういうものだったのでは、などと考えたり。

 

 

 

 

変化

今日は昼間、30度近くあったようだが、比較的風が爽やかで、しのぎやすかった。

各地ではまだ5月だというのにかき氷が飛ぶように売れているとか。もう皆、真夏の格好をして歩いている。

 

相変わらず「耳の虫」は昼夜を分かたず、うるさくて、そのストレスのせいかどうかはよくわからないが、かなりの抑鬱状態が続いていて、食欲もなく、このまま行ったらクスリ漬けになるのではと心配していたのだが、今日の午後、気分がすっと軽くなって

その鬱状態はとれたようだ。

 

「虫」自体は変わらず鳴いているのだが、抑鬱のほうがむしろ辛かったのだった。

 

食欲がないので、そんなときでも食べる気になるものとして、買い込んだレトルト食品

のなかから、今日は胡麻だれ担々麺スープ(かけご飯用)を、ご飯にかけて食べたのだが、これが結構美味しかった。

 

食欲のないときは、「かけご飯系」にかぎる。そういったレトルトが結構あって、どれもそれなりに美味しい。

 

 なぜか最近は、あれほど好きだったカレーをほとんど食べたくなくなり、このあいだも自分でつくったが、持て余してしまった。

 

漢方のサイトを読んでいると、熱がからだに篭るタイプのひとには、カレーは本当は合わないのだそうで、私もそれに当てはまるのではないかと思う。

 

まだ食べていないのだが、オマール海老のビスクというスープの冷凍製品も冷蔵庫にあって、楽しみにしている。これは前に食べた(飲んだ)ことがあって、かなり美味しい。

 

これら食品を買っているサイトのレビューを見たら、「とても美味しいスープですが、

値段がお高いので、お昼にひとりでこっそり堪能しています」という主婦のリアルな投稿があって、可笑しかった。一人前で500円ぐらいである。たしかに、家族全員だと大変だ。

 

その他に、最近のヒットとしては、行者ニンニクの入った小さな餃子(冷凍製品)があって、これもかなりの美味しさで、しかも、小さいので食欲のあまりないときでも、

加減ができるのがありがたい。

 

そういえば、このあいだ、行者ニンニクとイヌサフランを間違えて食べて亡くなったおばあさんがニュースになっていたが、たしかに写真を見るかぎりでは酷似していて、判別できない。けれど、匂いが違うと思うのだが、どうなんだろう…。

 

今年はタケノコ堀りにいってクマに遭遇というニュースが多い。鈴をつけていても、ダメだということだ。 

 

 

 

 

 

 

 

わかめごはん

週末は晴れて暑くなるといったのに、昨日も今日もさして暑い日ではなかった。最近の天気予報はさっぱり当たらない。こんな短期のものでさえも。

 

相変わらず昼夜をわかたず「イヤーワーム」に悩まされているので、睡眠不足でいつも疲れている。

 

そんなこんなでぼんやりしていたのか、夕方になってもう冷凍したご飯がなくなっていることに気づき、そうめんという気分でもないし…と考えていたら、防災食の「わかめごはん」があることを思い出した。

 

これはアルミのパックのなかにアルファ米が入っていて、別にフリーズドライのわかめが袋にはいって添えられており、お好みの量のわかめが入れられる。

 

お湯で20分、水で60分、注いでジップを閉めておくだけ。なかに水の量を示すラインがひいてあるが、「ごはん」と「おかゆ」と二つのチョイスがあり、さらに、「わかめいり」「わかめなし」にもできるので、結構バリエーションがある、すぐれもの。

 

お米は越後長岡のもので、わかめは、石巻十三浜のもの。震災に遭った漁家5件でたちあげた法人であるそうで、磯の香りがして初めて食べたときからかなり美味しいと思った。防災食としては上出来なのではないかと思う。値段がちょっと高めなのが唯一の難点か。

 

http://www.eco-rice.jp/products/products-top/survival-food/88.html

 

ただし、アルファ米だからか、できあがったものは100グラムといっても結構量が多く、一人前らしいが、ご飯2膳分ぐらいの感じはゆうにある。

 

地震や災害はないことを願うが、そういう場合でも、ただのご飯ではなく、ほんのりわかめの塩味がきいている、美味しいお米を食べると、力も湧いてくるのではないだろうか。それもこれぐらいお腹にしっかりたまる量を。塩味はわかめの量でコントロールできるのである。

 

食欲のないときも、これだけは割合食べられる。お米と磯の香り。それだけでおかずは何もいらないぐらい。なんだか精神的に満足するのである。キャンプしている気分でもある。

 

もうちょっと買い足しておこう。