こんなことを書くと荒唐無稽と思われるかもしれないが、毎夜夢でガイダンスを与える「存在」が、自分のなかの特殊な意識なのかとか、いろいろ考えていたのだが、ふと思ったことがある。

 

これは地球外のものでは?

 

「存在」の言っていることはシビアだが正鵠を得ていることが多いけれど、ひとつ特殊なのは、「水」を忌避していること。だいたいスピリチュアルな存在は、浄めの意味もあって、「水」を重視というか、大事なものとしているのだが。

 

当初から、不思議に思っていたことだ。浴槽を使うこととか、「濡れる」、雨、とくに雪はよくないものとされている。水分の摂取も抑制されているし、夢のなかでも、水が流れているのは、よくない象徴だ。

 

ガイダンスに従って、七夕の提灯をつくって「ランタン」として吊っているが、その際も、濡れない紙、ワックスペーパーでつくるというのが指定だった。

 

水の忌避はなんとなくひっかかるところだったが、さっきぼんやりと考え事にふけっていたとき、「そうだ、水がないところといえば…。これは地球のものではないのでは?」と閃いた。

 

人間でないのはたしかだが、鋭い洞察力、私の過去の持ち物の細かいものまで知っていたりする記憶庫も持っており、ひどく現実的で、皮肉やブラックユーモアみたいな表現もあるが、情緒や体温みたいなもの、夾雑物を一切感じさせない無機質さ、とか、

これはもう、地球外生命体としか言えないかもしれない。