三寒四温というように今年は春が早く来たと思ったら、冬に逆戻りみたいになる気温が続いているが、それでも、植物は律儀に季節に沿って歩みを進めていることに改めて感動する。

 

モクレンの蕾がまだ硬いなと日々の買い出しの行き帰りに眺めていると、ちょっと暖かくなると、あっという間に花開き、その背後で名残の山茶花、さらに山茶花の中でも品種が違うらしいものが、次々に可愛い花を開き始めた。

 

皆が騒ぐ桜は東京の標本木が開花宣言をしても、その後すぐに気温が低下したり、雨の日が続いたりで、なかなか満開にはならなかったが、昨日今日で家のあたりでは、今が盛りとなった。

 

桜の名所というのも数々あっても、騒がしいところが多いので、私はたまたま出かけた先や歩いているところで、「あ、こんなところに!」というような発見をするのが楽しみだ。

 

桜の花の下での宴会と言っても、風雅というより、どんちゃん騒ぎになっているのが残念。

どこか隠れ里で静かに花を愛でたいと思うが。

 

おともだちがずっと以前、潮盆地で観桜しながらワンコの散歩をしたという話を懐かしく思い出したり。記念堂を遠景に桜の枝が前景に差し掛けられている素敵なカードが旅の記念品になって、この季節には飾っていたものだ。

 

これを書いているところから真正面の窓外に大きな桜の木が望まれる。桜の絵柄をあしらった酒器があるので、季節を寿いでも良いかもしれないが、最近は体調管理のため、控えることになるだろうけど。