ここ1、2ヶ月、陰に陽に「彼ら」の締め付けが、微妙なやりかたでひどくなってきた。

 

ぐっすり眠ることができないし、眠っても、「おまえはこういう人間だ」とか「こうなる、ああなる、これからは」といった言葉で夜中に起こされて、眠るとそんなふうにこちらは脆弱な状態なところに衝撃や苦しみを与えられるので、勢い、2時、3時でも無理して起きてしまう。

 

また、夢のなかで聞いた言葉や、あるいは過去、といってもずっと昔に自分自身が言った言葉などを、まったく一言半句違えずに、突然彼らが囁くことは、とても怖いことである。

 

昼間も攻撃は止まないが、夕方になると、勢いを増すので、黄昏時には、気持ちが暗くなってしまう。

 

私自身は身の上として、「宵待草」。

 

いつまでもそうしていられないこともあり、とにかく会って話をしたいと思っているのだけど、vaccinationとかクリアしなければならないことがある。

 

彼らはたびたび私の寿命を告知して、これは私の行動や思いによって、日々、いや、時事刻々変わっていくというtroublesomeなことなのだけど、だいたい「3年手続き」という言葉を使う。時には、60人生、80人生というのだが、これはその年代ということらしく、しかし、

80代という長寿は長いだけで苦労が多い人生だと、60だともう後がない。

 

誰に話すこともできないが、「思考」が外界に反映する苦しさといったら…。

 

自分が着て行こうかな、今日は、と思うと、そういう洋服の色柄や同じようなものを着たひとに必ずといっていいほど遭遇する。

 

今はとにかく、そういったことがあっても、ignoreを心がけている。そうしないと、生きていけないから。

 

これを書き終える「今」の時点で、「彼ら」は「70人生、運命、運命」と歌っている。

 

もしかして…と少し希望を持ったのは、今朝、思い直して、電子ピアノを開けてみた。いつもどおり、音階がメチャクチャになっているが、何度も繰り返しスケールをやって、アタマの中で補正してみると、だんだん正常になってきた。

 

しかし、「音楽」は「トーヘンボク」という私が「避けるべき人間」とセットになっている未来らしいので、脳が正常化するのはよいが、そういう者の呼び水になってはと思ったり。