強風

昨日はとくに天気予報で注意がうながされていたわけではないが、なぜか風の強い日だった。夕方、ちょっと駅前まで買い物に出かけたら、あちらこちらに、風に吹き飛ばされた葉っぱの大きいのや、小さいの、枝というか茎にいくつも葉っぱがついたものなどが、転がっていた。

 

今年の冬にあれこれ状況が切迫していたときに、西からの追っ手が、今日のような、緑の葉っぱが落ちているときに、クルマを駆ってやってくるといった夢というか、イメージを見ていたので、葉っぱを見て、それを思い出した。

 

単に葉っぱが強風で落ちていたといえばそれまでだが、昨日の風は自然現象とはちょっと違う、おそらく、枝が伐られるといった夢に似た、あるいは、シクラメンを落花させたりした働きみたいなものと似ているように思う。

 

それはここの土地のせいなのか、それとも私自身をめぐる状況のゆえなのかは、よくわからないが。

 

昨年のちょうど今日だったけれど、忘れもしない29日、午後になって、突然強風が

10分ぐらい吹き荒れて、満開だった八重桜を散らした。別に天気が悪かったわけでも、そういう予報があったわけでもない。そして、ベランダの一部ガラスになっているところに、桜の花びらが一枚くっついて、それがずっと夏までそこにとどまったのだった。

 

そうして大事に見守っていた、不思議な花びら。それは7月の終わりだったか、母が電話をかけてきた直後、急に黒雲が湧いて、ひんやりした風が吹き、暴風雨になって、

吹き飛ばされてしまった。それまでも、台風とか大雨も何度もあったが、しっかりくっついていたのに…。

 

その花びらが風でくっついたのが29日だが、そのころにイヤーワームが聞こえるようになった。正確にいえば、5月1日が始まりだったような気がする。だから、このワームに悩まされてからもう1年になるのである。当初はいろんな曲を歌っていたが、最近はとくに曲ということはあまりないのだが、今朝は初めてソーラン節を聞いて驚いた。

 

西からクルマでやってくる「追っ手」に関しては、やはり冬のころ、ワームが、茶摘みの歌を一晩中歌っていたことがあり、今は連休でもあるわけだし、八十八夜は5月の2日。このあたりは注意しなくてはと思っている。

 

なぜ茶摘みの歌かといえば、このあたりは狭山茶の産地なのである。そこを目指してやってくるのか…。吹き荒れた風による緑の葉っぱが落ちている季節に?その夢を見たときに、紅葉が落ちているのならわかるが、緑の葉っぱがどうして?と訝しく思ったので、よく覚えている。

 

このたびの「ガス騒動」はようやく流れが読めてきた。これには「関西のものたち」が一枚噛んでいるようである。あるいは、そもそもの騒動の起案者なのかもしれない。石を置いて躓かせ、私を違った方向へ導こうとするかのように。仕事上、ガス会社がそういえば関連先にあるのである。もちろん、ここの会社とは違うが、業種は同じ。オカルトの世界はそういった、同種、同類のアナロジーで成立している世界なんだなあ、と。

 

ダメ押しをするように、ガス会社からアンケート用紙が昨日送られてきていて、ご協力ください、というものだった。これは既に夢で見ていて、これに答えると、まったく自分が不本意な世界へ行ってしまう、絶対ダメという警告があった。このアンケート用紙自体、ハサミのようなものなので、「危険物」として処分品に積んである。