さるすべり

昨日から雨模様が続き、降ったり止んだり、時々大雨になったり。まるで梅雨に逆戻りしたかのよう。

 

昨日は久々に母とお昼を食べて、去る4月に伯母が亡くなったことを告げた。大往生だったこともあり、案の定、あっさりした反応であった。

 

久々に不愉快な親戚の話などをしたためか、帰ってから尋常ではない疲れに襲われて、

8時ごろから寝てしまった

 

ごく稀にだが、白昼に見える、危険を知らせるビジョンの話をした。私は誰が何を考えているかがだいたいわかるんですよ、という、念押しでもある。

 

今朝も果てしなくたくさんの夢を見た。人は、自分が忘れているようでも、たくさんの余分な荷物を持っているのかもしれない。

 

しかし、あれもこれも捨てていった果てに、いったい何が残るのだろうか。

 

たいていのひとに、牡蠣やフジツボのようなものがまわりにびっしりついているのだろうと思う。

 

今朝、ゴミ置場に行く道すがら、ピンクの花がたくさん落ちているのに気づいた。見上げると、樹上高くに、さるすべりの花が少し残っていた。昨日の大雨で落花したのだろう。

 

おともだちに最後に会った日、御茶ノ水の聖橋口(その後閉鎖されたし、駅全体が現在大規模工事中)までの坂道にさるすべりの木が2本ぐらいあって、おともだちが、さるすべりの由来とか、そのベリーの実を水からひきあげる収穫の仕方みたいな話をしてくれたことを思い出す。

  

さるすべりのピンク色は微妙に青みがかった色で、好ましい。夏を感じさせるので、

私は大好きだ。白いのも、微妙にニュアンスのある白という感じだ。