午睡

この週末は暑いそうなので、家にこもっている。あちこち熱中症のニュースがあるが、こんな時期に運動会をするほうもどうかしていると思ったり。午後からは天気が崩れがちで、昨日は午後、雷や急な雨があったりした。

 

戸棚を整理していたら、去年の夏調子が悪く、歯が腫れたりしたときに買ったおかゆのレトルトがでてきて、ひとつは賞味期限が8月、ひとつはもう先月で切れているものだったが、1ヶ月ぐらいだったら大丈夫だろうと、お昼に食べてみた。

 

鮭のほぐしたものが入ったコシヒカリのおかゆで、これが結構おいしかった。味の素からでているものだが、今度また買ってこようかしら、とか。鮭茶漬けというのはよくあるけれど、おかゆというのはちょっと珍しいのでは。鮭はご飯ものによく合うのだと思う。鮭のムニエルやスモークサーモンなんかより、だんぜん塩鮭とご飯。

 

戸棚には、最近、ゴキブリ駆逐用に薄荷の忌避剤をセットしたので、開けるとプーンと薄荷のよい香りがする。

 

疲れたのでお昼寝をしようと思い、横になったが、なんだか眠れず、結局また起きてしまった。

 

以前、おともだちの家に二度目に行ったときに、私が二階でお昼寝をしていたら、おともだちが、「静御前静御前」などといって、起こしにきたことがあったのを、懐かしく思い出した。

 

ふと思い出すのは、おともだちの「剽軽さ」だったりする。わたしの母の真似をして、「M子や、その首飾りはどうしたの???誰にもらったの???」などと、赤ずきんちゃんのおばあさんよろしくの口真似、声色だったりして、とてもおかしかった。

 

おともだちは、K翁によってだっただろうか、若いころからメランコリー体質みたいに言われてたりもしているが、意外に「おもしろい」ひとなのだ。

 

メランコリックであり、且つ、ユーモアもある。会っている時間こそ短いけれど、昔から知っていたせいか、おともだちのそんな多面性を私はある意味誰よりもよく知っているようにも思われる。

 

不思議なひとなのだ。