昨日は午前中はかなり雨が降って、あっという間に猫が原の側溝も満水状態になってしまった。お昼には雨はあがって、シロニャンがやってきて、満水の側溝を不思議そうに
眺めていた。
いつもはこの側溝のなかを歩いているのに、「いったいどうしちゃったんだろう?」みたいな、怪訝な顔。
夕方に、猫が原から出て行くところを偶然見かけたので、急いで階段を降りて、建物の正面に出てみたら、シロニャンが横切っていくところだった。「シロニャン」と呼びかけたが、そういう名前だとも思っていないのだろう。トコトコまた別の棟の方角に歩いていった。
「お寝みどころ」はそちらのほうなのかな。
今朝は朝から、私のベランダ近くへやってきていた。というより、私の部屋の何階上かはわからないが、上のひとが餌を投げるらしく、ポンと落ちてきた「何か」のほうへシロニャンは歩いていったのだ。
魚の焼いたものの切り身みたいだが、ちょっとだけだったようで、また、うろうろその辺を探していた。
この猫は原っぱの他の野良と違って、体質もあるのだろうが、痩せているのが気になる。それで、私も何かやれないかと思って冷蔵庫を探したが、猫の食べるようなものはなく、焼き豚があったので、その脂肪部分を切り取って、二片ぐらい投げたら、どこから降ってきたかはおかまいなく、ぱくぱくと食べていた。
しかし、市販の焼き豚なんて添加物まみれだし、猫の小さい体にあまりいいことはないだろうな、でも、ひもじいよりはいいか、と思って、インターネットで「猫に食べさせてはいけないもの」を検索したら、イカ、エビとかはわかるが、ネギとか、穀類とかもあって、結構びっくりした。
キャットフードも、安いものは成型肉的なよくないものが入っているらしく、アマゾンのレビューとかを見ても、飼い主さんたちが事細かに書いていて、勉強にはなった。が、むしろ飼い猫のほうは、肥満や病気対策みたいな傾向もあって、野良猫との境涯の差を考えてしまった。
キャットフードと鶏のササミのゆがいたものを与えているという記事もあったので、
とりあえず鶏のササミを買ってきた。しかし、勇んで茹でて、夕方シロニャンがやってくるのを待っていたのだが、今日は遠いところにいて、そのまま「帰宅」してしまったようだった。
今日も午後、気持ちよさそうにお昼寝をしていた。