震災５年目 - 美は閃光のように

東京は１０日からずっと気温の低い真冬のような寒さが続いている。三月以降でこの寒さの連続はなんと３１年ぶりなのだそうだ。

震災５年目にして、テレビの報道もようやく当時の状況について、詳しい解説をしはじめた。また、この５年間で、福島などでどういう生態系の変化があったかについても。

同じものだが、

これはテレビでは見てなくて、ネットで今日公開されていたものだ。首都圏の当時の実態や、生態系の変化は短期間でこれほどのものが、と驚く。高等動物になればよりDNAの修復機能がはたらくとはいうものの、すでに福島で震災以前と比較して多く発現している子供の甲状腺ガンの報道も、いっそう深刻だ。

過剰診断によって出てきたものという意見も根強いが、常識的に考えても、

肯定できる話ではないだろう。が、これらは因果関係を証明することが難しく、チェルノブイリでさえ、子供の甲状腺ガンの増加が事故起因だとするのに２０年かかったと知って、いまさらのように驚く。