沖縄や宮古島は台風の接近で大暴風雨らしい。本島で５０万人の避難勧告って、稀有なことではないだろうか。こちらではまだ、そんなに影響はないけれど。
どうにも具合が悪いので、一昨日はクリニックを受診した。とても評判がいいらしいので、ものすごい順番待ち。私は割合近いので、戻って家で休み、時間が近づいたらまた出かけた。
一階が非営利団体が運営するカフェで、その奥に、障害のあるひとたちの社会復帰プログラムをする部屋や、ミーティングルームがあるらしい。店員さんは別に障害者ではなく、普通のおばさんがカフェメニューをひとりでこなしていて、
時々、誰かが来て、そのおばさんと雑談などしていく。
予診とかがあって、そういうのも疲れるので、個人的なことはあまり話さずに、医者にも６年前に職場が閉鎖になって…みたいなことだけ言ったのだけど、そうした「喪失体験」によって、自分では気づかないうちに６年前から軽い鬱状態だったのでは…と軽い抗鬱剤を処方された。
これは胃薬にも使われるとかでよく知られているけれど、ネットで調べると、統合失調症などにも使われるらしい。たしかに、幻覚とか妄想はスキゾフレニアの専売特許ではなく、鬱病にもある症状ではある。私は悪夢は見るし、それは妄想的な夢でもあるのだけれど（でも時々予知的であったりする）、スキゾではないが、スキゾ的なところが性格的にあるとは思う。
夕方一錠飲んでみたが、アタマがぼーっとするし、息が詰まるような不快感があるしで、今朝はもう飲んでいない。結局、飲んだのはそれ一回だけだが、全体に体調は落ち着いたみたいだ。
薬局では、今は薬剤名で処方がされ、基本、ジェネリックをすすめられる。これは２年ぐらい前からだったろうか。でも、今回は「選ぶ」のではなく、デフォルトがジェネリックなのに驚いた。私はジェネリックはまったく同じではないと思っているし、自分でもそれを感じるので、断ったが、「ジェネリックを選ばない理由を報告しなければならないので」と、理由を訊かれた。はっきりと「化学式は同じでも品質はまったく同一とは言えない」と言った。
子宮頸癌ワクチンの接種副作用問題ひとつ見ても、クスリの業界は限りなくブラックな感じがする。もちろん、必要なクスリもあるし、クスリによって助けられている面もあるのだが。ギリシャ語では、クスリも毒もファルマティコンだったか、同じ言葉であるのは暗示的だ。
