2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

意識とできごと

不思議なことだけれど、最近、自分の意識が現実そのものを作り出したり、改変しているのでは、と思うことがときどきある。 そんなことはありえないことだと思うが、昨日、超常現象の量子力学的考察のテレビ番組を見ていたら、二人の人間のあいだでテレパシー…

ミミズのつぶやき

今日は、気温が少し上がって、陽射しのまぶしい日。待ちこがれた春がついそこまでやってきていることが、陽光の明るさに感じられる。気温はそんなに高くなくても、地面の温度がもうかなり上がっているのだろう。もしミミズなどがいるのだったら、ぬくぬくと…

自転車と少女

今日は快晴、少し暖かくなった。 昨日は、初めてサウジアラビアの映画を見た。評判になっていた「少女は自転車にのって」というサウジの女性監督の作品。 女性監督らしい細やかな心配りなどという言い方はしたくないが、女は自転車に乗ってはいけないという…

老少年

疲れのせいだろうか、右手にも左手にも、傷ばっかりつくっている。 本を整理しながら、堀辰雄夫人、多恵子さんの「山麓の四季」というのを手にとった。 こちらの古本屋で見つけてまとめ買いをした軽井沢関係の4冊のひとつなのだが、ゆっくり読むこともない…

WASHIZU

寒気団が居座っており、寒い日。 出かけた繁華街でコーヒーを飲んでいたら、眼下を走る車にWASHIZUと書いてあった。何の業種なのか、店なのかも分からない。 ふと、この名前で思い出した。正教詩人のダニイル・ワシリスキー(こうも呼ばれていたらしい)は、…

青春の街

3月11日には、東日本大震災から三年目を迎えるので、テレビも関連した話題が何かと多い。 昨日の夕方、歌手の南こうせつが、石巻市で被災し津波で妻を亡くした商店主を訪ねて話をする映像が流れていた。二度目の訪問ということで、被災者の初老の男性が妻の…

ヴィレット

最近の小説は、読書の喜びをあまり感じさせてくれない。そこで、シャーロット・ブロンテの作品で、「ジェイン・エア」より数段面白いと言われている「ヴィレット」を今読んでいる。 普通のヴィクトリアン・ノヴェルのように見えるが、いわゆる「意識の流れ」…