酷暑という言葉が月並みに思えるほどの暑さ。シャワーを浴びても、すぐまた汗をかいてしまう湿度の高さです。毎日のように熱中症警報が出ています。

 

今年の夏が異常に暑いということもありますが、「ああ、この暑さは記憶にあるなあ」と甦る感覚がありました。

 

私はもともとは冷房が苦手で、ずっと扇風機もないような暮らしをしていたのです。

その頃、90年代のはじめぐらいは、まだまだしのげる程度の暑さだったということもあるでしょう。30度を超える日が毎日などということはありませんでしたから。

 

それでも夜は寝苦しくてたいへんです。昨晩も2時間くらいは輾転反側して眠れず、そのあとは疲労困憊して明け方までぐっすり眠りましたけれど。

 

1週間くらい前に、今年初めて蝉の鳴き声を聞きました。「ああ、夏だなあ」と感慨深いものがありましたが、まだ喧しいほどの鳴き声ではありません。今年は蝉が少ないのかしら、と思ったりもしますが、まだまだ夏はこれからですから。