今日は母のお見舞いに行ってきた。お見舞いもあるが、はっきりと確かめたいことがあったからである。

 

母が”おともだち”と私の関係を本当のところ、どう思っているのか、確かめるという目的が第一だった。

 

母が”おともだち”と私の関係を阻害しているというのが夢でのストーリーなのだが、それは私の無意識の反映みたいなもの(妨害されている)なのか、それとも本当にそういうなのだろうか、と。

 

驚いたことに、全然反対しているというわけではないという。それどころか、私が、”おともだち”が近い将来帰ってくるのであれば、”おともだち”と一緒にO市で暮らしたい、それが私の望みなのだという話をしたら、”おともだち”はいつになったら帰ってくるの?自分の歳(86)になってみると、本当に光陰矢のごとし、人生なんてあっと言う間に終わってしまうものだから、新しい生活を始めるのだったら、早い方がいいと、言うのだった。

 

母の入院では、後見人団体がすべて面倒を見てくれたので、私は何もしなくてもよかった。私はもはやここにいなくても大丈夫ということがよくわかった。

 

今日はちょうど医師の回診があったらしく、こんな風になって長生きするのも大変で、

早くあちらに行きたいみたいな話もしていたらしい。1週間の入院で足腰も弱って、

脳梗塞とはいえ、手足の麻痺とかはないが、呂律がちょっとおかしいのが後遺症といえば後遺症。

 

私は、自分の恋愛に関してはなかなか率直に話できるほうではないので、忖度やら推量ばかりで、母が反対しているとずっと思っていたのだったが、そうではないという。第一、ウチにも来たからどういう人かもよく知っているわけだし、ということであった。

 

夢や無意識のメッセージに過剰反応をしていたことを、改めて、怖いな、と思った。

そういう私の「意識」がさらに現実を歪めていろんな反応を引き出していたのかもしれない。

 

母が死ななければ自分には自由がない、というのは、多分無意識の領域から出てきた強迫観念だったのだろう。それが夢に反映していて…。

 

私は肝心のことがなかなか言えない性格。が、”おともだち”にもはっきり言わなければならないな、と思った。

 

”おともだち”には帰ってきてほしい、一緒に暮らしたい、と。