記憶喪失

このところ、割合涼しい日が続いている。お盆を過ぎると海も波が高くなり、秋の気配があちこちで感じられることだろう。残暑は厳しいとしても。そろそろ鈴虫が鳴き始める…。

 

このブログはおともだち宛に綴っているものだが、おともだちがどうしているかはわからないので、なにを書いたらよいのか、悩ましい。

 

2、3年前にDCのKさんにおともだちの様子を問い合わせて、「わからない」ということでそれっきりになっていたが、6月に突然、最近連絡が来て会いました、といったメールが届いた。

 

体はまあ元気そうだけれど、話の内容に反復が多く、昔のことは覚えているが、いまさっき言ったことを忘れるみたいな、記憶の問題があるみたいです、という内容だった。

 

私とは12月には4時間ぐらい電話で話をしたし、4月にも30分ぐらいは電話で話したことも、ひょっとすると、もう忘れているのかもしれないなあ、と、ふと思った。

 

手紙は残るので、5月末だったか出してみたのだけど、それもどうなったのかはわからない。届かなかったのかもしれないしが、誰からの手紙なのかわからなかったのかもしれない。

 

私が誰かということも、すっかり忘れてしまったのかも…とか思ったり。

 

昔、冗談で、「もし、あなたが記憶喪失になったら、別のひとに”なりすまして”

また、そばに行くから」と、映画「心の旅路」なんかの話をしたものだったが。

 

それが本当になってしまった?