Sweet Caroline

寒いことは寒いが、体がもう慣れてきているのか、寒さをあまり感じなくなった。陽射しはいっぱいで、冬の日は低いからか眩しくて仕方がなく、サングラスが手放せない。

 

今朝は、Bran de Beautyと名付けられた十勝小麦のブランでつくったホットケーキミックスでパンケーキを焼いて食べた。これはベーキングパウダーもアルミフリーのものを使った、健康によい優れもの。芽室町でつくっているものだ。

 

牛乳は四つ葉を使った。近所のスーパーにも「北海道牛乳」というのを売っているのだが、一定以上原乳が使われていれば「北海道」をいう名称が使えるらしく、隣の駅のデパートでは「四つ葉」が買えるので、出たついでに購入してきた。バターも四つ葉。

今朝はそんなわけで、オールとかちブランドの朝食となった。

 

さて、トランプが大統領に選出されて以来、トランプの動静が日本でもニュースにならない日はない。これまで大統領就任式に日本人がさほど関心があったわけではなかったが、今回は違う。

 

将来が予測しにくい「トランプゲーム」のように見えてきて、「スペードの女王」ではないが、コートカードたちがにんまり笑っているみたいだ。

 

オバマケアがどうなるのかもいろいろ言われているが、単に低所得者対象だと思っていたメディケイドだが、一定の年齢以下の障害者なども含んでいることを知った。草津翁も渡米してからはメディケイドを使っていたと聞いた。

 

東日本大震災の翌年だったか、ドナルド・キーンが日本に帰化して、永住のためやってきて、結構ニュースになった。コロンビア大学を退官したことがきっかけだと思うが、当時、まだ震災やら放射能問題やらで日本全体が落ち着かないなかで、敢えて日本やその文化への愛情のための帰化ということで、話題になっていたが、一説には、キーン先生にとって、日本の国民皆保険制度が魅力だったのだとも言われていた。

 

芸能人などが金に糸目をつけず特殊なガン治療などをする例外を除いて、治療費が一定の額を超えると、高額医療費が払い戻される仕組みもある。私は以前、職場にいた保険会社出身者に、この制度があるから、実は医療保険は無駄な出費である、という本音を聞いたことがある。

 

トランプの言うことのある部分は、「温室効果ガス」捏造説みたいに、支持できるところもあるが、ロシアも絡んだ非難の応酬は、国際政治もここまで下品な中傷合戦になってしまったかとため息が出てしまう。

 

ただ、基地問題をはじめとして、日本にあふれる嫌米ムードはやっかいな面もあり、

そういった層がロシアやプーチン評価に傾いているのは、「収容所列島」などを知らない若い層も多くなっているからではないかと思い、危惧している。

 

たとえばプーチンの娘たちなどひとつとっても、ひとりはいわゆるオリガルヒの息子を夫にしていたりするようだが、詳しいことは知られていない。もちろんプライヴァシーがあるから守るべきことは前提だが、それにしても、アメリカ大統領の家族がオープンにされているのとは、まったく異なる秘密主義のベールに覆われている。

 

そんな政権交代でかしましいなか、ケネディ大使の任期が終わった。その挨拶動画を見て、「そういえば、JFKはWW2で魚雷の艇長として日本と戦ったのだった。そんな話を昔、伝記物語で読んだなあ」と思い出した。

 

私が子供の頃には、JFKはスーパーヒーローで、私が読んでいた「少女フレンド」でも、キャロラインの日常を紹介する「キャロリン日記」という人気連載があったぐらいだ。

 

その後、情報社会がすすんで、スキャンダル的な、JFKの影の部分を皆が知るようになり、当時のような英雄視はなくなってしまったが、とはいえ、ケネディ大使のスピーチから、理想や英雄が語られていた昔を懐かしく思い出した。

 


ケネディ大使から日本の皆さんへ御礼のメッセージ