真偽

明日は満月。このあいだ上弦の月だと思っていたら、あっという間にもう満月だ。木々はすっかり葉を落としてしまったので、鳥たちがよく見える。名前はまったくわからないが、小鳥たちがいろいろやってくる。

 

前に書いたように、ノーベル賞もつまるところ政治的なものなのだろうが、国内でもなんだか奇妙な事件が多い。隣国籍者による犯罪が立て続けに起こったり、そうした犯人がえらく早く捕まったりするのも、なんとなく不自然である。

 

高齢ドライバーに限らず、クルマの突っ込み事故が多発するのも異常だが、これは今のクルマがコンピューター制御の部分がかなりあるからともいえるだろうが、極論では、それがハッキングされているという可能性の指摘さえある。

 

日本ではあまり報道されていないピザゲートだが、私はそういうことがあってもおかしくはない、充分ありえることではないかと感じている。ただし、証明できない以上、根拠のない誹謗中傷になってしまうのではあるが、だからといって、虚偽という証明もまた難しいのではないか。

 

少なくとも、クリントン元大統領の「不行跡」に関していえば、人間的な弱さというレベルを超えた、きわめて異常なことだったと思う。場所が場所であるからだ。そういう

「異常者」とどうして離婚しないのか当時は不思議に思ったけれど、日本人の妻のような寛容なタイプなのかと考えていたのだが、二人は何らかの利益を同じくするものなのだろうと今は思う。そうしてその「利益」は芳しくないものだ。

 

日本にもおかしな人やへんなことは山ほどあるが、西欧はキリスト教の光に抗する「闇」みたいなものが、ずっとずっと深いのではないかと感じる。

 

たとえば、有名な映画「羊たちの沈黙」だが、当時流行っていたのでビデオになってからだったか見たけれど、もうあまりに気持ち悪くて、二度と見る気になれない。こんな映画をつくるのも、原作の小説も、なんの意図があってつくられるのか、理解不能であったが、評価は高かったし、続編みたいなものもつくられた。検索するのも嫌なので調べないが、たしかアカデミー賞の何かを受賞したか、ノミネートされたのではなかったか。

 

ピザゲートの真偽はわからない。ただ、ピザ店が襲われた事件自体が、「ゲート」がデマという演出のためのやらせということだってありえると思う。

 

今はインターネットがあって、ガセネタも多いが、かつてより真相が表に出てくるようになった。一昔前、たとえば聖職者によるアビューズ問題などはとてもではないけれど、表に出ることはなかった。

 

が、私は郷里の教会で実際にそうした話を聞いたことがあったから、根も葉もない噂とは思わなかった。

 

ウィーン少年合唱団などについても、同様のことが近年言われるようになった。昔愛読していた「少女フレンド」などでは「天使の歌声」記事がよく出ていたことを思い出す。

 

真実を知るには、情報操作に乗らないように、賢くデータを集めて自分で分析するしかないと思う。一方で、裏読みしすぎて、おかしくなっている人も実際に多いので、そのへんが難しいけれど。