貧乏

テレビでアメリカが利上げに踏み切るかどうかの番組をやっていて、ずいぶん景気もいいようなことを言っていた。家を6軒持っていて、それでも6is not enoughとか言っている、長髪の、そんなお金持ちでもなさそうな男性もいたりして驚く。

 

まあ、それは一部かもしれないが、振り返って自分は、特段の不正もせず、人を陥れたとか騙したりもなく、一生懸命仕事もしてきたけれど、経済的にはそんなに恵まれなかったなあ…と思う。

 

「正直者は馬鹿を見る」とか、面白くないとつい口にしてしまったりもする。世の中は少しあくどいぐらいでないと、渡っていきにくいのかな…とか。

 

翻ってお友達のことを考えてみた。経済的には恵まれているだろうが、果たしてそれはまっとうな生き方なんだろうか。今はどういう暮らし方なのかは分からないが。

 

私に一度スカイプでゴールドのコインを見せたことがあったし、それは仕事みたいに言っていた。麻についてもなんか匂わせていたと思う。

 

貧乏暇なしだった昔と違って時間もあるし人生巧くやればこんな…みたいなことを、かつてSNSに書いていたことを思い出した。

 

ある種のインテリジェンス活動は国にとって必要なことだけど、対象が同胞というのはね…、今はどうかは知らないけど。

 

私は以前は、「運命の手によって仕方なくそうした境遇にいる」と解釈してきたけれど、それは自分で選択している面もある。

 

だとしたら、それは、やっぱり正しいこととは言えないと感じる。少なくとも私は。

 

信仰があるとかないとか以前の、人間としての問題だと思う。