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花の季節/思い込み

九州のほうでは豪雨でたいへんらしいが、こちらでは降った雨が少しだけ残った涼しい朝であった。猫達が木陰でじゃれあったり、寝ていたり。時々「狩り」もやっているらしが、最近はあまり気にならなくなってきた。薔薇にだってトゲはあり、無邪気な猫だって、”狩り”をするというわけだ。

 

4月の終わり頃に植えたゴールデンカサブランカの球根が順調に育って、けれども、蕾が三つできてから、はや一ヶ月ぐらい経ったので、いつ開花するのだろうと思っていたら、昨日ぐらいから、緑の堅い蕾が白っぽく膨らんで、今朝、開き始めた。お昼頃(今)には、二つの花がほぼ全開している。オリエンタル系の交配種だが、原種はすべて日本の百合なのだという。

 

 

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 (沿線の近くには、巨大なゆり園があって、今が満開らしい。百合は大好きだが、一面百合というのは、どうなんだろう…。なにかこの世ではない感じがしないだろうか…。)

 

胡蝶蘭も今年は支柱を立て忘れたので、這うように伸びてしまったが、とても綺麗なしっかりした花をたくさんつけてくれた。何度もの引越に耐えて、よくこんなに綺麗に咲いてくれてと思い、感無量。毎日、あれこれ話しかけている。

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昨日は、過日、痛くて途中でやめた眼底検査のもう片方の眼の予約があったので、夕方、眼科に出かけた。

 

これまでの検査方式と違っていたので痛かったのだと思い、レンズを入れないやり方にしてもらえないかと検査前に医者に言うと、なんと、レンズは入れていないのだという。レンズを「入れる」というのは、レーザーの手術のときだけで、前回使ったのは「前置レンズ」というルーペみたいな、単なる「覗く」レンズなのだそうだ。

 

強い閃光と恐怖によるストレスでそう思ったのでは、と言われて、言葉もなかった。ただし、これまで他の病院で行った検査では、そうした前置レンズは使わず、大きなルーペみたいなものを医者が少し離れたところから当てて、覗いて、光を照射していたという違いはある。

 

光源が至近距離であることと、前置レンズをひどく強く当てるために、痛みを覚えたのだろう。

 

いきなり、これまでと違うことをされて、驚いたショックもあるし、初めての医者だし、酷く怖いひとに思ってしまったが、あれこれ質問したら、的確に答えてくれて、恐ろしげでもなかった。「三ヶ月に一度など検査しても、網膜裂孔ができるときは一瞬でできるのだから、不可抗力。定期検査は年一回でよいが、ただ、異変があったら、すぐ電話して来てください」という妥当な説明であった。

 

Y浜の医者が、三ヶ月に一度検査させて、且つ、不必要なまでに網膜裂孔の可能性をいい続けて私も極度の不安を持っていたのは何だったんだろう…と思う。その後、大学病院で検査したときも、この程度だったらあまり心配しなくてよい、と言われたのだった。

 

Y浜の医者は良心的なひと、と思っていたが、案外、不用な治療をする「医は算術」のひとだったのかもしれない。地域貢献として、別棟で無料音楽会をしたり、弱視者のための啓発ルームをつくったりしていたので、そうは思わなかったが、人は見かけによらないの見本だったのかも。

 

そういえば、大学病院の紹介(それもしてくれなかったので自分で調べた)とか、こちらで治療しきれない場合どういうコネクションがあるのか、と訊ねたときは、なんかそっけない感じではあった。

 

医者も結局は業界団体に属しているからか、北国で主治医にしていたフレンドリーな女医さんも、へんにガードが固く、他の診療科でどこかよいところ(歯医者だったが)を訊いたが、はっきりした返事がなかった。

 

やはり眼底検査はひどく痛くて、疲れてしまったので、家でごはんをつくるのも面倒になり、近くにあったインド・ネパール料理店で夕食をすませようと入ったのだが…。

 

パパドはコショウがきいてとても美味しかったのだが(こういうのはできあいを温めるだけだと思う)、そのあと食べたポテトと茄子のカレーというのが最悪。赤っぽいソースなのだが、チリの色ではなく、ケチャップだったのではないかと思う。甘い味であった。

辛さの希望を出せるのだが、「普通」にしたため、ケチャップ味が露呈してしまったのかもしれない。

 

とにかく、これまで食べたなかで、最低最悪のカレーであった。これでレストランをやっているのなら、私でも店を出せます、というところ。昨日は、口直しと言ってはなんだが、冷凍の鶏もも肉があったので、久々にカレーをつくった。美味しかった。

 

当日その店には、まだ夕方なので、若いカップルが一組いただけだが、普通だったら、二度と行くお客はいないだろう。それでも店が成り立っている不思議。