こころ

武蔵の国の秋は欅が赤みのある黄金色に輝いて、美しい。二冬を北国で暮らしたことと、以前より自然に囲まれた田舎暮らしなので、樹木や陽光の美しさにはっとすることがある。

 

意外にこの市にもお寺が多く、武蔵観音霊場の札所になっているお寺があちらこちらにある。秩父の観音霊場巡礼は有名だが、今年はご開帳ということでにぎわっているようだ。最近は関西方面などからの修学旅行で、秩父の農家民泊も増えているとか。

 

日曜日、教会へ行ってから自分のなかに落ち着きというか、核のようなものが少しできてきたことが不思議でもある。人間はやはり精神だけでなく、霊的な存在なのだなあと改めて感じた。

 

習慣になっていないので、日曜日に約半日、断食をする(朝食抜き)のは辛いのだが、やはり生活には、アブスティナンス、「節制」ということが必要で、それは精神というか霊魂にも、影響を与えることを実感した。何か軸ができて、シンプリファイされた感じ。

 

考えてみると、インターネット等の発達で、いつも膨大な情報量にさらされているわけで、こころが落ち着くほうが難しい。意馬心猿というように、こころもあちらこちらに向いていってしまう。

 

心こそ 心迷わす 心なれ 心に心 心ゆるすな

 

                       沢庵禅師 「不動智神妙禄」より

 

 

 

 

 

 

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