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花と虫と落ち葉と街と

再び、超大型台風が近づいており、南方諸島ではもう暴風雨だが、こちらはまだ静か。きのうは、夏が戻ったような暑い日で、片付けようと思っていた日傘がないと歩けないぐらいのギラギラした陽射しだった。

 

昨日の朝、住宅にあがる階段のところにカマキリがいた。ここは樹木が多いせいか、いろんな虫が来る。夏のあいだは、玉虫のような綺麗な緑色のコガネムシみたいなのが、よくドアのところや階段にいた。まるで夜中に「今晩は」と訪ねて来たみたいに。カマキリは初めてである。カマキリというのは文明人はあまりよい印象を持たないけれど、アフリカなどの先住民のあいだでは「大いなる無意識」みたいな民族魂の象徴であるのを、読んだことがある。praying mentisというぐらいで、本当に祈っているみたいだ。

 

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キンモクセイはもう盛りを過ぎたようで、花が散り敷いているのも、秋らしい風情だ。

空はすでに秋の空。

 

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落葉というほどではないけれど、落ち葉が増えて来た。駅まで7分ぐらいだが、そこへ行く道すがらはまだ緑が濃いけれど。これからの季節、お掃除のひとは大変だろうと思う。

 

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数年前、アメリカに行ったときに、友人宅でご主人が大量の落ち葉をかいて、身の丈ほどのビニールに入れているのを見て驚いたことがある。樹間の家に住むのは素敵だが、落ち葉かきは大変だ。

 

今、住んでいるところの駅前は、日本の普通の町とは異なり、駅前に雑多なお店が一切ない。しかも、東西に大きな通りが走り、あれは何というのだろうか、オレンジ色の街灯がともっていて、暗めなところが外国の町のよう。夕暮れに駅に下り立つと、そんな錯覚に襲われる。そのアメリカの町で、あるとき黄昏が急に「降りて来て」、放射状の道路を1.2本間違えたために、方向感覚を一瞬失って、途方に暮れたことを思い出す。既知の街路が急に「未しらぬ街」へと変貌する、そんな瞬間は怖ろしい。思い出してみると、ファンタジックなのだが…。

 

夏のあいだも一生懸命水やりをしていたせいかどうかわからないが、ゼラニウムがまだ次々と花を毎日のように咲かせている。大きな鉢に植え替えたいのだけれど、花が終わらないのでなかなかその機会がない。

 

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このブログは何のためにあるのだろう。そんなことを考える。