やまばと

今朝は山鳩の鳴き声で眼がさめたのだけれど、今、午後7時近く、降り出した雨の雨足が強さを増している。

 

午前中はそれでもお天気はもっていて、除草や植栽の剪定業者が来ていて、朝から機械の音がしたと思ったら、草いきれの空気が漂ってきた。匂いそのものは悪くないのだけれど、虫やら埃やらが入ってもと、窓を閉め切って過ごした。

 

雨は西日本、高知あたりでは、ほぼ一ヶ月ぐらいの雨量が一日で降ったようで、大変な状態になっているようだ。こちらも平地ではあるので、川の水位などをインターネットでその都度チェックしているが、便利な時代になったものだ。

 

防災用の、電池と手回し両方を動力とするラジオがあったのだけれど、電池を入れても動かなくなり、手回しは動いたので、「人力でいい」と思いそのままにしていたら、手回しのほうも機能しなくなっていたので、明日急いで買いにいくことにした。

 

私の住まいの利用駅は、ここに惚れ込むひとがいるのがわかるが、飲み屋やパチンコ屋、商店街がある一般の日本の駅前とまったく違って、本当に何もなく、すっきりしている。その代わり、日用品以外の買い物には不便だが、それは隣の駅にいけばデパートまであるし、大きな商店街もあり、何でも調達できる。

 

そこでしばらく前に、鉢の植え替え用に買った大きな鉢があって、土がないのでそのままになっていたのを、運ぶのが大変なので、ネット園芸店で土やら肥料やらランのためのバークチップやら何やらを買ったのが、今程どーんと届いた。けれど、箱は雨で濡れているわ、スペースはないわで、玄関にそのまま置いてある。

 

週末も雨模様のようだから、週明けには、植え替えで忙しくなる。隣駅とのあいだに、大きな園芸店があるらしいのだが、一度歩いたがあまりに暑い日で熱中症になりそうで、やめて、ネット購入にしたわけだった。

 

夕方は、家事としては、唯一好きなアイロンがけ。夏服いろいろにアイロンをかけた。といっても、たくさんあると、だんだん疲れてきたが。普通は暑い夏にはアイロンがけのいらない洋服を着るほうが合理的なのだけれど、私はアイロンが必要なブラウスなどのほうが、Tシャツ(だって元は下着だし)より好きなのでしょうがない。スカートはふつう裏地が一部、表地にとめつけてあるので、こういうのは、皆どうやって巧くアイロンをかけているのだろう、と思う。

 

午前中は、今NHKで放映中のDownton Abbeyの録画を見たが、凝った洋服はやはり使用人がいる時代の産物なんだろうなあ、手入れやアイロンがたいへんだもの、と思ったりした。これはDVDを持っていて、英語版で前見ているのだが、前のときはそんなに思わなかったけれど、使用人の世界、人間模様が面白い。英語だと聞き慣れない役職が多く、そこの部分が分かりにくかったのだ。

 

雨は夜半にかけて、ますます強くなるらしい。ひんやりと涼しいのは有り難いけれど、雨量には気をつけよう。山鳩たちはどこにいるのかしら、こんな雨の夜は。